World Backup Day (世界バックアップデイ)

データを保護する方法

データを適切に保存したい場合、自分自身にルールを設定する必要があります。このタスクは良い出発点です。  

1. リスクアセスメント
   全体あるいは部分の損失の関連性の評価
   スコア定義とリストの優先順位付け 
2. データの種類の分析 
   保存記録のデータ種類に注意。さまざまな戦略とツールが必要になる場合があります。
3. データの保存の定義 
   適切なリカバリーに必要な期間、データを保持します。長期間の記録保存は必ずしも必要ではなく、バップアップとリストアプロセスに時間がかかるだけではなく、コストがかかる可能性もあります。 
4. 実行時間  
   ホットバックアップを実施できるか、またプロセスを実行するために利用できる時間を把握し、戦略を知ること。この情報は、高いパフォーマンス維持、適切な時間枠と最適な戦略を適用することに役立ちます。 
5. 保存のソリューション
   ローカルまたはクラウドのソリューションを選択することは簡単ではありませんが、ここまでのパラメータ(1-4)を利用すると決定を簡単に導くことができます。
   コスト、利用可能な時間、リカバリー時間により適切な選択を行うことができます。
   
6. バックアッププロセスのスケジュール 
   プロセスをスタート、実行する準備を整える  
7. 手順作成 
   作成された手順は、バックアップとリストアのプロセスを実施するのに役立ちます。 
   文書化された手順が無ければ、プロセスはあなたの頭の中にしか存在しません。
   多くの規制産業では、手順がなければプロセスは存在しません。 
   

チェック、コントロール、改善の重要性を忘れてはいけません。 

1. 定期的な正しさのチェック   
   バックアッププロセスが適切に実行されていることを確認することで間違いを防ぐことができます。 保管されたデータの信頼性や真正性が低いことが判明すると、トラブルシューティングに多くの時間が費やされ、多額の費用が発生する可能性があります。最初のソリューションに戻るのは非常に難しくなることがあります。
   
2.  バックアップを完全に復元するか、復元戦略を定義する 
   保存されたデータが部分的であることは、バックアップがないのと同じと知ること。 バックアップを完全にリストアすることが基本です。戦略を策定するのに十分な時間がないと考えられる場合は、完全なリカバリのリストアに役立つルールを作成することを推奨します。（つまり分割とルール）  最後に、リストア時間を確実に分析することが非常に重要です。（たとえば、完全復旧に数時間、数日、数週間）
3. プロセスの常時修正  
   システム/アプリ/リポジトリが追加されるたびに、おそらく長期、完全または短期、部分の再評価を利用してプロセスをダブルチェックする必要があります。またシステム/アプリ/リポジトリが破棄される場合も、新しい領域を回復し、プロセスを高速化できるためプロセスを修正する必要があります。 
4. ソリューションが有効かどうかの評価 
   毎年のワールドバックアップデイには、新しい要求事項が新しいソリューションの評価や古いソリューション利用の終了につながる可能性があるかどうかを反映、停止します。 

これらのポイントに従うことにより、それぞれが構造化された信頼性のあるプロセスの所要時間を定義するのに役立ちます。プロセスに従うことにより、なんらかのステップを忘れていないことを確認します。 毎年あなたがバックアップを行うときに、必ず質問し、なにか忘れていないかを確認しましょう。